女性特有のお悩みをフェムテックの力で解決していく新しい習慣

膣乾燥によって起こりやすい症状

デリケートゾーンが乾燥することで起こりやすい症状には以下のものがあります。

• 膣のかゆみ・炎症
• 性交時の痛み・不快感
• おりのも異常
• 頻尿・尿失禁

膣乾燥によって引き起こされるこれらの症状の主な原因には、女性ホルモンの一種エストロゲンの減少が挙げられます。エストロゲン量が減ることにより膣壁のコラーゲンが減少して膣の弾力性が失われると共に膣粘膜が薄くなり、潤いを保てなくなってしまいます。

また健康な状態の膣には常在菌（膣内フローラ）が活動しており、その中のデーデルライン桿菌（乳酸桿菌）は膣内を弱酸性に保ち病原細菌が増えるのを防いでいます。しかし閉経後にエストロゲン量が減少するとそれに伴ってデーデルライン桿菌が減り膣内のpHが上昇して病原細菌が増えやすくなってしまいます。

その他にも膣乾燥の原因として、飲酒・喫煙・ストレス・薬（抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤）などが挙げられます。

HeraPureを使ったアプローチ

膣乾燥のアプローチにはHeraPure Probe2 を使用して膣粘膜に高周波（RF)を照射することにより、ハリと引き締めにより膣内の乾燥を防ぐ効果が期待できます。
またHeraPure Probe1 のLED照射によって膣内のpHバランスと膣内環境を整えることが期待できます。

日常のストレスや体調不良に起因するデリケートゾーンの臭いの原因

膣の重層扁平上皮は、基底細胞から分化→増殖→重層化→剥離→再生の新陳代謝を繰り返すことで常に細胞が入れ替わり病原菌の侵入を防いでいます。基底細胞から表層細胞へと分化する過程で細胞内には沢山のグリコーゲンが蓄積されます。このグリコーゲンを膣内の常在菌であるデーデルライン桿菌が※嫌気性解糖※生体内で酸素を利用せずに糖を乳酸などに分解してエネルギーを産生する反応過程。により乳酸を産生して膣内はpH4〜5の弱酸性に保たれます。多くの細菌が生存できるのはpH7前後であるため病原菌の増殖は阻止されます。これを膣の自浄作用といいます。

• 風邪薬（抗生物質）の使用によってデーデルライン桿菌の減少
• 日常のストレスや疲れ・タバコ等による免疫力の低下
• ビデで膣内を必要以上に洗浄
• 糖尿病など消耗性疾患

閉経に起因するデリケートゾーンの臭いの原因

それ以外に臭いの原因の１つとして萎縮性膣炎が挙げられます。閉経後に女性ホルモンの一種であるエストロゲン量が減ることで膣粘膜上皮の細胞が減少してコラーゲンが減り膣壁が薄くなり弾力性が失われると同時に膣内が乾燥してしまいます。これを萎縮性膣炎といいます。潤いを保てなくなり常在菌の一種デーデルライン桿菌が減ると膣内を弱酸性に保つことができなくなるため、臭いの原因となる細菌が増えやすくなってしまいます。

HeraPureを使ったアプローチ

デリケートゾーンの臭いに対するアプローチはHeraPure Probe2 を使用して膣粘膜に高周波（RF)を照射します。膣にハリを与え柔軟性を保ち膣内環境を整える効果が期待できます。
またHeraPure Probe1 のブルーLED照射により臭いや膣内のpHバランスを整えます。

デリケートゾーンの臭いにアプローチするためには、常日頃からケアを心がける習慣が大切です。